骨粗鬆症外来OSTEOPOROSIS

骨粗鬆症外来

骨粗鬆症外来

※骨粗しょう症について

骨粗鬆症とは骨密度や骨強度が低下し、骨折しやすくなる状態のことです。骨粗鬆症になると骨が非常に脆くなり、しりもちをついたり転んだりすることで骨折しやすくなります。。しかしほとんどの場合骨折が発生するまで症状が現れないので、本人が自覚症状として捉えることが非常に難しく。そのため、骨折するまで骨粗鬆症であるという認識を持つことが困難です。
骨粗鬆症に起因する骨折は日常生活動作の活動性を低下させるのみならず、生命予後にも影響を及ぼすことがわかっています。
骨粗鬆症を早期発見し、治療介入することで骨折を予防し、患者さんの生活の質(QOL)の維持・向上を図り、平均寿命だけでなく元気に歩いて生活することのできる健康寿命を延ばすことが大切です。

診療内容

骨粗鬆症外来ではまず診断のために問診、レントゲン検査とDXA(デキサ)法を用いた骨密度を測定し、併せて血液・尿検査も行うことで骨および全身の状態を把握します。これらの結果をふまえて、年齢・性別・生活様式などを考慮し、現在患者様に効果が高いと思われる治療法を提案させていただきます。
寝たきりの原因として、骨粗鬆症は脳卒中についで2番目に多い疾患です。骨折の危険性を知り、適切な骨粗しょう症治療薬を使用することにより、骨折の危険は半分程度にまで減らすことができることができます。

検査方法

当院では、レントゲン検査と最も正確な骨密度測定装置であるDXA法の両方を用いて骨の状態を調べ、また血液検査や尿検査と併せて診断および治療を進めます。
骨粗鬆症は骨折するまで明らかな症状がありませんので、まずは骨密度を測定し、ご自身の骨の状態を知ることが大切です。特に閉経後の女性は骨粗鬆症の危険性が高いため、積極的に検査を受けましょう。

当院の骨密度測定装置

当院の骨密度測定装置

担当医

内科:小西俊彰、萩原聡

リハビリテーション科:真田龍馬

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