糖尿病療養院指指導士のつぶやき
運動を身近なものに
糖尿病療養指導士・理学療法士 佐藤
はじめまして。糖尿病運動療法を担当している、理学療法士の佐藤です。
教育入院や外来診療の場面で、患者さんひとりひとりに合った運動を、医師・看護師・栄養士・薬剤師と一緒に考えています。
私は自転車や徒歩での外出を増やして10kgの減量に成功しました。
運動の効果が出てくると、運動も楽しくなってきますね。
これから、運動のヒントやコツを紹介していきます。
みなさんが、自分にあった運動を考えるきっかけになればと思います。
よろしくお願いします。
糖尿病治療では、『運動療法は大切です』といわれますよね。
運動療法というと、『1日1万歩』というイメージがありませんか?
「1万歩なんてしんどいな。」 「そんな時間もないし、歩けない。」と思われるかもしれません。
歩行に限らず、日常の活動量を増やすことも、運動療法の一部ととらえてみてはいかがでしょうか。
私たちが患者さんに運動療法についてお話するとき、NEAT:non-exercise activity thermogenesis(運動ではない日常生活の活動で発生する熱量)という考え方も伝えます。
家事動作や、ガーデニング・ゴルフなどの趣味、子供と遊ぶといったことで活動量を増やすことができます。
日常生活を振り返ると、少しの工夫で活動量を増やす方法が見つかるかもしれません。
次回の私のブログでは、NEATについてお話します。
みなさんにとって、運動が身近なものになるといいですね♪♪