糖尿病療養院指指導士のつぶやき
優勝!ウォークラリー大会
糖尿病療養指導士・看護師 今村
毎年恒例の「大阪糖尿病ウォークラリー大会」が10月14日(日)に花博記念公園鶴見緑地で開催されました。
ウォーラクリーはウォーキングを楽しみながら、糖尿病の正しい知識を身につけてもらおうという趣旨で全国各地で開催されています。
糖尿病患者さんとご家族、スタッフが5から6人のグループに分かれ、コマ図(記号化した地図)を頼りにチェックポイントを通過し3から5kmのコースを歩きます。
途中で与えられる課題を解決しながら進みますが、早くゴールすることを競うのではなく、あらかじめ設定された隠しタイムに近いほど高得点がもらえます。
すみれ病院からは患者さん20名とスタッフ11名で参加しました。
開会式のあと準備体操、そして5組にわかれて、コマ図を片手に出発です。
チェックポイントではサイコロゲームや輪投げで点数を加算します。
途中血糖、血圧測定も行われるのでメディカルチェックも万全です。
そしてみんなで昼食。
ある患者さんがデザートにと大きなバームクーヘンを用意していました。この日ばかりは先生もみんなでいただくことにOKです。昼食後は糖尿病クイズを解いていきましたが、これが難しかったー。そこで先生も少し助け舟。
爽やかな秋空のもと景色を楽しみながら無事全員ゴールしました。
そしていよいよ結果発表。
今年はなんとめでたく優勝と2位に入賞です。
「えー、うっそー」「やったー!!」
さらに当日賞(14位)までいただいてしまいました。
ウォークラリーに参加して十数年、昨年初めてもらったのが、ブービー賞。
今回待ちに待った優勝です。トロフィー、副賞もいただき、みんなで大喜びでした。
ウォークラリーに参加して、普段病院ではわからない患者さんの一面を知ることができました。患者さん達も先生や私達スタッフの違った一面を発見されたと思います。そして何よりも患者さんと私達がより仲良くなれてよかったと感じました。
このようなイベントを大切にし、これからも患者さんとの信頼関係を築いていきたいです。
糖如病をもつ患者さん同士で、またスタッフや先生達と和気あいあいと話しをする中で、日頃の悩みや疑問をみんなで相談し、交流を深めてみてはいかがですか。きっと得るものが一杯あると思います。
来年も皆さんの参加をお待ちしています。