糖尿病療養院指指導士のつぶやき

私のダイエットについて

糖尿病療養指導士・看護師 中村

はじめまして 看護師/糖尿病療養指導士の中村です。
今日は私が、以前から続けている
ダイエットについてお話します。

1年半前の私は、身長154cm、体重なんと、67kg、腹囲99cm、BMI 28でした。
完全なメタボですね。
BMIは肥満の判定に用いられ、22を基準として25以上を肥満 18.5以下を痩せと判断します。
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で計算します。
私の場合 28もあるのですから明らかに肥満です。
私の身長でしたら標準体重は、52kgでなんと15kgもオーバーです。
標準体重は、身長(m)×身長(m)×22で計算します。

腹囲も女性の場合80cmが基準で99cmもあるのですから...恐ろしい限りです。
今までなんどもダイエットに挑戦しては、リバウンドの繰り返しでもうダイエットは、無理と思っていました。
しかし痩せようと思うきっかけができました。
ちょうど1年半前、糖尿病患者さんと減量や標準体重の話をしていた時 「でも看護婦さんも よお肥えてるわね?。」
と言われたのです。
自分でも痩せないといけないことは、わかっていましたが・・。

患者さんにいくら標準体重や減量の説明をしていても自分がこんなに太っていては、説得力がないとつくづく思いました。

それから一念発起しダイエットに関するあらゆる本を読み自分に出来そうなこと継続できそうなことをやろうと決めました。
まずはじめにしたことは、記録です。
起床後と就寝前に体重測定をしてグラフにしました。
グラフをつけていき起床後と就寝前の体重差が急上昇していたら、それは、その日は食べ過ぎということです。朝と晩の体重差を600gにまでに抑ええることが理想的だそうです。
グラフをつけることでその日食べ過ぎていたことがよくわかり、また頑張ろうという気持ちになりました。

食事日記もつけました。
最初は、食べたものを記録してだけですが、次第にわかる範囲でカロリーも記入するようにしました。

適正なエネルギー量は、
標準体重(kg)×生活活動量kcal=1日のエネルギー(kcal)

生活活動量は、
主婦 デスクワークの人は、25から30kcal
立ち仕事の多い職業    30から35kcal
力仕事の多い職業では   35kcal
として計算します。
私の場合は、30kcalとして
52kg×30kcal=1560kcalとなり
一日の摂取カロリーを少し多めに切りがいいので
1600kcalとしました。

食事日記をつけることで、今までどんなに食べ過ぎていたかよくわかり カロリーを気にするようになって
現在体重が52kg になり、腹囲も78cm、BMIも22となりました。

あと運動もしましたがこれを書くと長くなるのでまたの機会に・・・

糖尿病は、自己管理が大切ですが、記録することで自己を振り返ることができます。私でも減量できました。
おすすめです。

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