甲状腺内科THYROID
甲状腺内科
診療内容
甲状腺は首の前方で、のどぼとけの下に位置し、蝶が羽を広げたような形をした臓器です。甲状腺は心臓や脳・胃腸などの動きや新陳代謝を調節するため、甲状腺疾患では全身のさまざまな症状を呈することが知られています。
甲状腺ホルモンの過剰により
1 安静にしているのに心臓がドキドキする
2 手指が細かく震えることがある
3 暑がりになり、汗をたくさんかく
4 イライラしやすくなった
5 夜、眠れない
といった症状が出現します。
代表的な疾患にバセドウ病があります。
甲状腺ホルモンが少なくなり代謝が低下すると、
1 むくみやすい
2 寒がり
3 いつも眠たい
4 便秘
5 髪・眉毛がうすくなる
6 いつも眠たい
といった症状が出現します。
代表的な疾患に橋本病があります。
橋本病は甲状腺の病気のなかでもとくに女性に多く、男女比は約1対20~30近くにもなります。
また年齢では20歳代後半以降、とくに30、40歳代が多く、幼児や学童は大変まれです。
対象疾患
- バセドウ病
- 橋本病(慢性甲状腺炎)
- 甲状腺腫瘍
- 無痛性甲状腺炎
- 亜急性甲状腺炎
担当医
小西 俊彰、西村 久美子、福田 祥子、上田 実希