糖尿病ケアのための料理教室
お弁当(2)
糖尿病療養指導士・栄養士 橋本
このブログでは日々食事を気にされている糖尿病の患者さんをはじめ、献立を悩んでおられる家族の方に参考にしていただけるよう、手軽に作れてバランスのよい食事のレシピや献立をご紹介しています。今日はお弁当です。
中学生の娘がお弁当を持っていくと、「魚が入っている!」とびっくりされるそうです。最近の子供のお弁当には魚はあまり入っていないんですね。ご自分のお弁当、だんな様のお弁当はどうですか?肉料理ばかりで魚いれていないかも・・・と心当たりのある方のために、魚の入ったお弁当のご紹介です。
魚も肉も同じたんぱく質食品ですが、魚はコレステロールを下げてくれる効果があります。夕食に限らず1日1回は魚を摂りたいですね。お弁当に魚をいれと生臭さが気になる方は、しょうが多めに入れて炊くとにおいが抑えられますのでぜひおためしください。
エネルギー 509kcal たんぱく質 21.3g 脂質 8.9g 炭水化物 82.8g 食物繊維 4.7g 塩分 1.7g
表1 3.8単位 表2 0単位 表3 1.5単位 表4 0単位 表5 0.2単位 表6 0.3単位 調味料 0.2単位
献立
- ぐれ煮魚
- ほうれん草シーチキンの和え物
- 五目豆
- れんこんきんぴら
- きゃべつとハムのソテー
- プチトマト 1個
- ごはん 180g
材料
ぐれ煮魚(調理した後冷凍しておいたもの)
- ぐれ(めじな) 50g
- しょうが 1g
- 酒 2g(小さじ1/3)
- 醤油 5g(小さじ1弱)
- みりん 2g(小さじ1/3)
- さとう 1g(小さじ1/3)
ほうれん草シーチキンの和え物
- ほうれん草 25g
- シーチキン 5g
- 醤油 1g
五目大豆
- 大豆 7g
- 人参 10g
- 乾燥しいたけ 0.5g
- ごぼう 7g
- こんにゃく 10g
- うすあげ 2g
- 醤油 2g(小さじ1/3)
- みりん 1g(小さじ1/6)
- さとう 0.5g
れんこんきんぴら
- れんこん 20g
- ごま油 1g
- 醤油 2g(小さじ1/3)
- みりん 1g
- きゃべつとハムのソテー
- きゃべつ 25g
- ハム 5g
- 塩コショウ 0.1g
- 油 1g
作り方
ぐれ煮魚
- ぐれを、調味料と輪切りにスライスしたしょうがをあわせた出し汁の中に入れて落し蓋(アルミホイル)をして煮ます。
- 煮汁が少なくなったら出来上がりです。
五目大豆(夕食の残り)
- 大豆は1晩水につけておきます。
- 1の大豆を軟らかくなるまで煮ます。
- 人参は1cm角のさいころ、ごぼうも1cmくらいの長さに、うすあげも1cm角くらいに切っておきます。
- こんにゃくも1cm角くらいのさいころに切って、あくぬきのためゆがきます。
- 干ししいたけは水でもどして、大きさをそろえます。
- 材料を合わせてだし汁でたきます。
- 材料が軟らかくなったらできあがりです。
ほうれん草シーチキンの和え物(夕食の残り)
- ほうれん草はきれいに洗ってゆがきます。
- さっとゆがいて、水にしばらくつけてあくぬきしておきます。
- シーチキン(油はきっておきます)と醤油であえて出来上がり
れんこんのきんぴら
- れんこんはスライスして水にさらします
- 水気をきってごま油で炒めます。
- 調味料を入れて水分がなくなればできあがり
きゃべつとハムのソテー
- きゃべつとハムは1.5cm角ぐらいに切ります
- 油で炒めて、塩コショウしてできあがり