糖尿病ケアのための料理教室
鯵のカレームニエル
糖尿病療養指導士・栄養士 橋本
みなさんこんにちは。鯵がおいしい季節になりました。今回は春から夏にかけて旬となる鯵をメインにした献立をご紹介します。
鯵には、良質のたんぱく質とビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれています。また不飽和脂肪酸であるEPAやDHAを含んでいます。EPAやDHAには血液の凝固を抑えてくれる働きや、血液中の中性脂肪や悪玉のコレステロールを減らし善玉コレステロールを増やす働きがあり、動脈硬化の予防に効果があると言われています。
鯵を使った料理には、刺身、たたき、干物、フライ、ムニエル、つみれ、などがありますが、今回は「鯵のカレームニエル」をご紹介します。手軽に作れて、お弁当のおかずにもなる1品です。また鯵のにおいが気になる方にもお勧めです。
食事療法を長く続けるには、おいしい旬の食材を上手く料理に取り入れることがポイントの一つです。これからも食事療法のヒントを提供していきます。
鯵のカレームニエル
材料
- 鯵 60g(半身)
- 塩コショウ 0.3g(ひとつまみ)
- 小麦粉 5g(小さじ2弱)
- カレー粉 0.2g(少々)
- 油 1g(小さじ1/5)
- バター 2g(小さじ2/5)
- サニーレタス 15g
- プチトマト 10g(2個)
作り方
- 鯵は塩コショウしておきます。
- ビニール袋の中に小麦粉とカレー粉を入れて、その中にあじを入れて粉をまぶします。
- 油をひいたフライパンで焼きます。裏返してからバターを入れてこんがり焼けたら出来上がりです。
1食分の例
- 鯵のカレームニエル
- 南瓜煮物
- 小松菜ときのこの醤油炒め
- ご飯
- もやしの味噌汁
- ごはん 150g
エネルギー 547kcal たんぱく質 24.7g 脂質 10.2g 炭水化物 88.3g 食物繊維7.2g 塩分2.6g
表1 4.3単位 表2 0単位 表3 1.4単位 表5 0.5単位 表6 0.5単位 調味料 0.3単位
南瓜煮物
材料
- 南瓜 80g(4切れ)
- 砂糖 1g(小さじ1/3)
- みりん 2g(小さじ1/3)
- うすくち醤油 3g(小さじ1/2)
小松菜ときのこの醤油炒め
材料
- 小松菜 40g
- はたけしめじ 30g
- コーン 10g
- かにかま 10g(1本)
- 油 2g(小さじ2/5)
- こいくち醤油 3g(小さじ1/2)
作り方
- 小松菜はゆがいて2cmくらいに切って水気を絞っておきます。
- はたけしめじは縦に裂いておきます。
- フライパンに油をひいて、はたけしめじを炒めます。しんなりなったら、小松菜、コーン、かにかまを加えて、醤油も入れて炒めて出来上がりです。